最近、忙しかったせいで、あれ以来DC20にかまっていない。むきだしのフラッシュユニットが部屋の片隅に転がっている。
あれからちょっと考えたのだが、やはり006Pなどという重量物はいただけない。そのかわりとして、DC-DCコンバータを検討してみた。フラッシュ用の1.5Vを昇圧して9Vにして、リレー回路の電源とするのである。いまどきの携帯情報機器はバッテリーの電源を昇圧して使う事が多い。世の中にごまんとあふれているので入手には苦労しないと思っていたら、さにあらず。そもそも、1.5Vから動作するDC-DCコンバータの品種自体があまり無いのである。なんで〜?と思ったが、最近はリチウムイオン系の電池を使うのが普通なので2Vから動作すれば十分というのがその理由のようだ。たしかに、1.5Vで動作する携帯情報機器はあまり見かけないような気がする。
というわけで、さて困った。困った困ったと思っていたら、ある方からメールをいただいた。
「サイリスタを使うとスイッチング速度が速くてよい。」
なるほど、確かにそうだろう。実は私もちょっと検討してみたのだが、使ったことが無くて自信がなかったのであきらめたのだ。
で、その方からは回路図まで送ってきていただいた。その回路で実際に動作に成功したとのこと。外付け部品一切なし。超簡単である。今度試してみよう。
ただし、この場合も感電の危険からは免れない。でも、不安定なスイッチング回路で悩むのも結構飽きてきたし...
結局の所、シンプルなスイッチング回路を使って、感電対策にはコンデンサ放電用のスイッチでも付けて対処するのが一番良いかもしれない。
DC20の欠点はフラッシュがついてないことだが、もう一つ大きな欠点として、撮影可能枚数が極端に少ないことがあげられる。せめて、あと2倍くらい撮影できれば...と思ったことは1度や2度ではない。
内蔵のフラッシュメモリを大容量の物に交換するだけでは、システムが対応していないので駄目だが、アドレスラインの上位ビットを外部のスイッチで切り替える。あるいは同じフラッシュメモリを親子亀にして、チップイネーブルを切り替えても良いだろう。昔なつかしのバンク切り替え方式である。システム側がうまく騙されてくれればどど〜んと撮影枚数が増える。
本体をバラして、それらしいチップ(LH28F008SAT-85 SHARP)は見つかったが、そいつのデータシートがまだ手に入らない。これはさすがにエイ、ヤで試すわけにはいかないので、慎重に事を運ばざるを得ない。
実装の問題もある。ピンのピッチがやたら細かいのである。こんなのをハンダ付けする自信はあまりない。仕事場にあるリフロー半田付け装置の使い方を練習せねばなるまい。
次に、ソフトの問題。システムが考えている現在の撮影枚数とメモリーの使用状況が異なってしまうと妙なことになってしまうので、その辺は真剣に考える必要がある。ただ、何かしらの情報を覚えるようなバッテリバックアップメモリは無さそうなので、その辺はうまくいくのではないかとにらんでいる。
と、ここまで考えたところで、「これを実践した記事を見たことがある」との情報が入った。世の中似たようなことを考える人が多いものである。成功例があるのなら心強い。できれば参考にしたいところだが、残念ながらどこのどういう記事かは覚えていないとのこと。うーむ。
何か情報を知っている方がいたら、ぜひ教えていただきたい。