どきどき解剖図鑑 東芝PHS DL−S25P

 使える電話機をバラすとこれは電波法違反になるが、電話機でなければ何の問題もないはず。というわけで機種買い換えで使えないトランシーバと化したPHSの中身を拝見してみた。一昔前はPHSに強力アンテナをつけてみたり等の改造が流行っていたが(今も?)、最近は基地局が増え端末の性能も良くなってきたのであまり改造の魅力はない。そもそも本体が小さすぎて改造の余地があまり無いのだ。だから今回は中身を拝見するだけ。しかし、トランシーバとしての性能があまりにもプアなのでアンテナ改造はできればやりたいところだ。小さくて高性能なアンテナが手に入ったら考えてみよう。

 さてこのDL−S25P、当時最軽量(83g)で感度もそこそこということで、ずいぶん流行った機種だ。

 マウスよりも小さいボディに電話機が詰め込まれているのだからたいしたものだ。


 裏蓋を開けてみたところ。
 中央部の基板が露出して何もない部分は電池のためのスペースだ。中央部分の何も実装されていないパッドが気にかかる。
 無線部分その他はシールドケースの中。右下の方に見える小さな乾電池のようなものは、バイブレーターだ。こんなものでぶるぶるやっているのだから面白い。


 表側。キーパッドが並んでいるだけであまり面白くはない。


 そしてこれがシールドケースの中身。2層構造になっている。親基板が制御部で、子基板が無線部分と思われる。子基板にはこれでもかというくらい小さいチップ部品が所狭しと並んでいる。写真には写っていないが、斜めを向いて実装されている部品が一つあった。こんなのは初めて見た。極限の苦肉の策であろうか。

 PHSのアンテナといえば、ダミーアンテナが話題になったことがあった。しかし、この端末の場合はアンテナは一応アンテナとして機能しているようである。とはいっても小指の先程のアンテナにどれほどの能力があるのかは謎だ。まともなアンテナをつないだ場合にどれくらい感度がアップするのか興味があるところではある。それなりに性能が良くなれば、電話機としては使えなくともトランシーバーとして使う分にはかなり有効だろう。
 ちなみに先日、PHSのトランシーバーとしての性能はおまけ以下であることを実感した。アンテナ性能を上げれば多少は良くなることを期待しているのだが...


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