福岡に用事があって、金がないから車で行こうということになった。で、暇だし、ついでだから九州見物もしてしまおうと考えた、学生時代の話である。
走行ルートは福岡から西へ走って阿蘇の西側をかすめ、鹿児島から桜島へ渡る。そして今度は東側を北上して九州一周という訳だ。それ以上の計画は全くなし。車とテントと食い扶持さえあれば何とかなるだろうという、いい加減な旅行である。
能書きはこれくらいにしておこう。
で、西側をぐるっと回ったのだが、あまりいい写真はなく、いきなり鹿児島である。

鹿児島市内の海沿いの公園から撮った桜島。ちなみに写っている人物は私ではない。この公園で、薩摩揚げを食らい焼酎をあおって野宿した後、桜島フェリーに乗った。

フェリーから撮った朝焼けの桜島。このあと桜島を一周した。溶岩で埋まった神社などあって、それなりに面白い。
次は、桜島を後にひたすら南へ向かって、目指すは本州最南端の佐多岬。

非常にきれいな海だが、下に降りることができないのでちょっと残念。
次は岬シリーズ第2弾、都井岬。野生化した馬がたくさん住んでいるという事で有名なところだ。

朝の早い時間帯に、親子連れで食事中の所に出くわした。野生とは言っても慣れたものである。ただし、「餌を与えないでください」の看板はそこらじゅうにしつこいほど立っている。
話が前後するが、この日は岬の灯台の駐車場で野宿をした。

どこからともなく現れた犬(右側。念のため)。異様に人なつっこくて、見ず知らずの人とでも遊んでくれる。どうやら灯台で飼われているらしい。我々にしばし付き合った後、朝の見回り?に消えていった。

宮崎県内にある、あや(字を忘れてしまった)の釣り橋。世界一(谷底から)高い釣り橋、らしい。上から覗いてみると...たしかに高い。高所恐怖症の人などは一歩も動けなくなること請け合いである。ただ、高すぎる弊害で谷底へ降りる事は難しいわけで、あまり面白くはない。この写真は近くの道路から見上げて撮った物で、谷底はこの2〜3倍くらい下方にある。道路がここにあるならこの高さに橋を架ければいいのに、無意味に高くしているだけのような気もする。
この後、別府などもまわってみたがあまり面白い写真はなく、いきなり帰路である。

素直でない我々の趣向が如実に出ている1枚。九州の帰りにわざわざ山陰を回ってくるなんてご苦労なことだが、これも勢いというものだ。

鳥取砂丘。行ってみないとよくわからないが、とにかく広い!この写真の後方にも砂山がどど〜んと控えている。たかだか砂浜の親分だと思っていると、大間違いである。どうやったらこんなに大量の砂が堆積するのか非常に不思議である。
というわけで九州一周(+α)の顛末の一部である。こんなに脳天気な旅行ができるのも(たぶん)学生のうちだけである。あなたがまだ学生なら、機会を適当に作っていろんな旅をしてみよう。