私の6100はCentris660AVからのアップグレードなので、CDが2倍速でしかも今ではCDR位でしかお目にかかれないキャディ式という代物だった。
一方、外付けで購入したPDドライブは4倍速でトレー式ということで使用頻度は完全にこちらの方に傾く。だったら全然使わないCDのかわりにPDを入れてしまって、すっきり美しく使おうというのが主旨である。
とはいっても、そう大した仕事ではない。蓋をはずしてCDドライブをひっこぬいて、かわりにPDをつっこむだけだ。電源やSCSIのコネクタはそのまんま使える。
ちょっと困ったのがオーディオ用のコネクタ。PDドライブ側のコネクタが小さくて、元からあるコネクタが入らなかったのだが、適当に小さめのコネクタを買ってきて延長させることで対処した。
全く違和感なく収まってしまう。実にあっけないものだ。
さて、次の問題はフロントパネルである。手元のパネルはキャディ式用なのでそのままで合うわけがない。てなわけでトレイ用のパネルを買ってくる。数百円と安いものだ。
しかし!PDのトレイはCDより若干大きめなので、そのままでは引っかかってしまって使用不可である。じゃ、どうするか。答えは単純、ナイフで必要な大きさまで削るのである。結構柔らかめの材質なので、それほど苦労なく削れる。削りすぎには注意。
そして、完成したのがこれ。
人に見せると例外なく驚いてくれるので非常に面白い。面白いだけでなく、実用性もなかなかである。外付けのSCSIデバイスがそこら辺に転がっているのは結構うざったいものだ。
私は、CDとの互換性というPDの特徴を生かした逸品...と勝手に思っているが、これをご覧になった方々は一体どういう感想を持つのだろうか?