ごみ捨て場から拾ってきたLC475を再生する(準備編)

 7月の暑いとある日、ごみ捨て当番の私の目に飛び込んできたのは無造作に捨てられてあった2台のLC475とアップル12'モニターであった。社内Windows化によって不要となってどこかの部署が捨てた物である。

 捨ててあれば拾って帰りたくなるのが人情というもの。とりあえず2台とも持って帰ってきてしまった。

 しかし、世の中はそんなに甘くはない。HDその他の再生可能部品は当然のように抜き去られていた。なんと、ご丁寧にもVRAMまで抜き取ってある!(一体何に使うんだ?)

HD用のスペース(右上)が寒々しい。MPUが残っていただけまだ幸いってなもんだ。

 さて、この2台の使い道であるが、1台はサブマシンにしてしまって 24時間営業のインターネット&FAX&プリンタ サーバになってもらう。もう1台は実家へ持って帰って、まだ現役で頑張っているLCIIIと交代させることにした。

 作戦が決まったら買い出しだ。秋葉原で仕入れてきた物件がこれ。

 左から順番に256K VRAM*4, 16MB SIMM である。それにしてもDRAMの安いこと。16MBで\5900とは。1年半前に32MB*2を10万円で買った身としては涙が出てくる。ちなみに、VRAMの方は1枚\2500だった。

 年中無休サーバになっていただく方にはEtherNetカードも必要だ。

 IDOL Japan のLC用Etherカード。純正品の1/3の値段だが、ちゃんと動く、はずだ。

 LC475<->PPC6100をEtherで繋ぐときにもう一つ必要なのがこれ。

 古いマックはEtherポート標準装備とはいっても、AAUIコネクタ(AUIの小さいヤツ)が付いているだけだから、こんなトランシーバが必要になる。Etherカードが数千円で買えるこのご時世に、ウン千円の外付け機器が必要とは何とも悲しい買い物だ。

 しかし!あっちこっちの店をうろついていたら、開封品だとかで\1000で売っているのを発見、すかさずGet。超ラッキー!

 10BASE-T接続とはいっても2台だけなので、クロスケーブルで用は足りる。したがって今回はHUBの購入はなし。最近はこいつも安いけどね。

 とりあえずここまで。次はセットアップ編


Back to  Do Machintosh! or HOME